栗駒国定公園秋ノ宮エリア・
国民保養温泉地秋ノ宮をフィールドにあそぶ

日本二百名山・花の百名山にも選ばれている神室山や東北百名山の虎毛山、高松岳、山伏岳といった美しい山々、奈良時代養老年間(712〜724年)に発見されたと云われ、戦時中は武者小路実篤らも滞在した秋ノ宮温泉郷など、国民保養温泉地にも指定され栗駒国定公園の一旦も担う秋ノ宮の豊かな自然や歴史ある文化を、様々なアクティビティを通して体験いただけます。

栗駒国定公園

岩手県、宮城県、秋田県、山形県にまたがる大規模な山岳国定公園で、総面積は771.4平方kmに及ぶ。1968年7月22日指定。
焼石岳の西麓(焼石岳の山頂付近は指定外である)、栗駒山(須川岳)のほか、大噴湯で知られる小安峡、世界谷地原生花園、神室山、鬼首および鳴子峡などから成る。一帯には栗駒温泉郷を始め、夏油温泉、秋ノ宮温泉郷、鬼首温泉郷、須川温泉、鳴子温泉郷(鳴子、東鳴子、中山平)など温泉が豊富に湧出する。鳴子温泉郷一帯は東北有数の保養地として発展しており、利用者が多い。
地質学的にも貴重なものが多く、夏油温泉の石灰華(特別天然記念物)、秋ノ宮温泉郷の鮞状珪石および噴泉塔(天然記念物)、鬼首の雌釜および雄釜間歇温泉(特別天然記念物)などが同公園内にある。 前身は東北4県が設置した県立自然公園である。岩手県の須川・焼石自然公園、宮城県の栗駒山県立自然公園、玉造温泉郷県立自然公園、秋田県の栗駒県立自然公園、山形県の神室加無山県立自然公園で、これらを統合して加無山を除いたものが栗駒国定公園となった。加無山は加無山県立自然公園とされた。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

夏の神室山

夏の神室山

国民保養温泉地とは

温泉法(昭和23年法律第125号)に基づき温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が十分期待され、かつ健全な保養地として活用される温泉地を環境大臣が指定しているものです。
昭和29年に厚生省(当時)によって、酸ヶ湯温泉(青森県)、日光湯元温泉(栃木県)、四万温泉(群馬県)の3ヵ所が最初に指定されました。以後年々数が増え、令和2年11月現在で指定温泉地数は全国で77箇所となっています。

国民保養温泉地・秋ノ宮

1978年3月31日に国民保養温泉地に指定。

1,200年前に発見されたといわれる鷹の湯温泉、江戸時代中期の1702年(元禄15年)に開湯した新五郎湯(令和3年1月末閉館)などがあり、秋田県内で最古の温泉地とも言われています。また戦時中に作家・武者小路実篤が疎開した稲住温泉もあります。
役内川源流部である川原には川底から面的に温泉が湧いている不思議な野湯「川原の湯っこ」で足湯などを楽しむことができ、秋田県内では3番目に古い国指定天然記念物の鮞状珪石(じじょうけいせき、通称ブリコ石)や噴泉塔もみられます。

泉質は塩化物泉、単純泉。
適応症はきりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進など。

川原の湯っこ
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